小児歯科

ほとんどのお子さんにとって歯科医院は「怖いところ」というイメージをお持ちだと思います。診察室に入ると白衣を着た知らない人たちがいて、何に使うのかわからない無機質な機械がたくさん並んでいる。この空間を苦手としている大人も多いのに、治療経験の少ないお子さんは、これからどんなことが始まるのだろうと不安で胸がいっぱいになってしまうでしょう。

しかし小さい頃から、歯をメンテナンスすることはとても大切で、大人になってからの歯の健康度が変わってきます。
白い歯並びのきれいな歯で成長してほしいから、当院ではマイナスイメージを払拭するようないろいろな取り組みをしています。

少しでも楽しく通院してもらえるように、病院内には遊具やおもちゃがたくさんある「キッズルーム」を用意しています。お子さんだけでなく、付き添いのご家族の方もご利用いただけます。

元気そうに見えても治療は身体や心に負担がかかります。いつもよりも頑張っているお子さんには、治療後には素敵なプレゼントが待っています。

また何よりも嬉しいのがご家族の言葉！治療が終わった後は、たくさん褒めてくださいね！　

歯科の診療室が少しでも楽しく身近な場所になるように、クリスマス、ハロウィン、七夕、ひな祭りなど、季節のイベントも開催しています。

イベントを楽しむだけでなく、病院のスタッフや他の患者さんとも交流もできて、情報交換の場としてもご活用いただけます。

「表面麻酔薬」は麻酔注射をする部分に塗る薬で、注射の際に感じる痛みを軽減します。

麻酔注射に使う針は、痛みが感じにくい「極細の針」を使用しています。

ゆっくりとした麻酔薬の注入速度も痛みを感じにくくします。「電動麻酔注射」は痛みを感じにくい麻酔薬の挿入速度を保ちます。

歯を治療するときに出るキーンという金属音、大人でも不安やストレスを感じさせる音ですよね。
「5倍速コントラ」は不快な音がしない治療用の器具です。音の解消だけでなく、従来の器具よりも手早くスピーディに治療もできます。

「う蝕検知液」を使うと、虫歯の場所が赤く染まります。そのため虫歯のみを治療することができます。

お子さんの歯は大人の歯よりも小さいので、治療には細心の注意が必要です。「高倍率ルーペ」や「マイクロスコープ」を使用すると、肉眼の何十倍も拡大して見ることができるので、繊細な作業もスムーズに行えます。

歯並びの悪さは噛み合わせが悪くなる、歯周病や虫歯になりやすくなるなど多くのデメリットがあります。歯の矯正は大人になってからもできますが、子どもの頃から始めると顎の成長を生かした矯正ができるので、自然できれいな歯並びにすることが可能です。

歯の状態によって矯正の適正開始時期がありますので、お子さまの歯並びが気になっている方はぜひご相談ください。

健康な歯はバランスの良い食事からつくられます。カルシウムの他にビタミン、ミネラル、タンパク質など、いろいろな食品からまんべんなく取ることがコツです。またよく噛むことも丈夫な歯を作るのに必要な要素です。当院では歯の成長を促す栄養や食事の指導もしています。

転んだりしてぶつけてしまった歯をそのままにしていませんか？
見た目ではわからなくてもレントゲンを取ってみると、歯の根が折れていたり、ひびが入っていたりする場合もあります。また時間が経ってから痛みが出てしまったり、永久歯の成長に影響を及ぼすこともあります。
破損して大事になってしまう前に、早めに受診しましょう！

「マタニティ歯科」は妊娠中のお母さんとこれから生まれてくる赤ちゃんの口腔をケアする診療です。妊娠中のお母さんは、ホルモンバランスの変化によりお口のトラブルが起きやすくなります。

食生活やつわりで歯周病や虫歯ができやすくなったり、歯茎が痛みやすくなったりします。でも赤ちゃんに影響がありそうでついつい診察を躊躇してしまう方におすすめしたいのが、マタニティ歯科です。

マタニティ歯科では、お腹の赤ちゃんの安全を一番に考え、胎児に影響のない処方薬や保護カバーをつけたレントゲン撮影などを実施しています。必要なら、産婦人科とも連携した治療を行います。

産後は生まれた赤ちゃんのサポートもします。母子で頼れる診療、それがマタニティ歯科です。